性同一性障害 戸籍謄本受け取る
戸籍上の性別変更には、生殖機能をなくす手術が必要だとする性同一性障害特例法の規定を、最高裁が2023年10月に違憲判決した。
この判決により、戸籍上の性別変更には、生殖機能をなくす手術が不要となったことにより、岡山県裁津山支部で今月、性別変更が認められた臼井崇来人さんは、2月27日、岡山市役所で、女性から男性への性別変更が反映された戸籍謄本の交付を受け取った。
手術なしでの性別変更
臼井さんは「感慨深い。本当なんだと思った。ちゃんとした後ろ盾があると重みが全然違う」と感想を述べた。
その上で、「自分と同じような人が多くいる」と指摘し、「引け目を感じずに、自分らしく生きてほしい」とセクシャルマイノリティの方や同じような思いを持つ方に向け、エールを送った。
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