LGBT理解に、自民党内で差がある

今年の参院選で、性的少数者(LGBT)への理解増進と法整備をするとした自民党だが、その後の状況が見えないという。

自民党にはもともと、男女の婚姻と複数の子どもといった「伝統的な家族観」を重んじる議員が多く、性的少数者をめぐる課題解決に積極的とはいえない。2014年の衆院選では、NPO「レインボープライド愛媛」のアンケートに「人権問題として取り組まなくてよい」と回答。党の「家族の絆を守る特命委員会」では昨年3月、複数の議員から同性愛について「考えるだけでぞっとする」などの発言があり、笑いが起きた。(朝日新聞デジタル 2016年11月19日)

LGBTの投票を取り込むために、一時的にLGBT支援を掲げていただけなのだろうか。自民党内も賛否両論があると思うが、一刻も早くLGBT支援に前向きになって欲しいと願う。

※画像は、line公式ブログより

サム: LGBTのアライ(支援者)として、Flag編集部で記事執筆。前職において、様々な分野の企業・個人プロフェッショナルの広報業務(メディア露出)を支援。その経験を活かし、LGBTというテーマを、政治、経済、国際情勢、人文科学などの様々な切り口で考察、広報していきたいと考え、日々奮闘中。