岐阜県関市 LGBTフレンドリーを宣言

岐阜県関市は、LGBT(性的少数者)の多様性について尊重する「LGBTフレンドリー宣言」をした。

各種報道によると、教員や保育士などを対象に研修を開催。同性パートナーがいる市職員に家族手当を支給するなど、就業規則を見直す、ということだ。

このような中で、尾関健治市長も、LGBTに対する想いを口にしている。

市内の「わかくさ・プラザ」で「性の多様性を認め、だれもが自分らしく暮らせることをめざし、LGBTの配慮に向けた取り組みを始める」と宣言。市職員と市民ら約100人が六色の風船を空に飛ばした。(朝日新聞デジタル 2016年8月12日)

宣言は、いわばキックオフで、これから取り組みを進めていく。市民にLGBTを理解してもらえる機会を提供していきたい。(岐阜新聞 2016年8月12日)

来年度以降は、同性カップルのパートナーシップ証明書発行などを進める予定とのことだ。

岐阜県のような地方から、LGBT支援の輪が広まることを切に願っている。

サム: LGBTのアライ(支援者)として、Flag編集部で記事執筆。前職において、様々な分野の企業・個人プロフェッショナルの広報業務(メディア露出)を支援。その経験を活かし、LGBTというテーマを、政治、経済、国際情勢、人文科学などの様々な切り口で考察、広報していきたいと考え、日々奮闘中。