フィリピンの国民的ボクサー、「LGBTへの差別発言」でトップ当選出来ず

フィリピンで国民的な人気を博す元プロボクサー、マニー・パッキャオ氏は、LGBTへの差別発言が原因で、同国の下院選挙でトップ当選出来なかったという。

「フィリピンの英雄」として知名度は抜群だが、下院議員としての議会出席率(2014年)が1割に満たなかったことや、「もし人間が同性愛を認めるなら、人間は動物より劣っている」との差別的な発言で批判を浴び、トップ当選は果たせなかった。(朝日新聞デジタル2016年05月20日)

日本においても、今年は衆院選が予定されている。LGBT票を求め各党がPRをしてくることも予想されるが、内実が伴った政策を期待したい。

サム: LGBTのアライ(支援者)として、Flag編集部で記事執筆。前職において、様々な分野の企業・個人プロフェッショナルの広報業務(メディア露出)を支援。その経験を活かし、LGBTというテーマを、政治、経済、国際情勢、人文科学などの様々な切り口で考察、広報していきたいと考え、日々奮闘中。