日立製作所、LGBT人材の能力最大化が、グローバルで戦える条件

日立製作所が、グローバルで戦える条件として、LGBT人材の能力最大化を掲げていた。報道によると、同社の人事勤労本部長兼ダイバーシティ推進センタ長の迫田雷蔵(らいぞう)氏は、下記のような見解を示した。

外国人や障害者、(性的少数者の)LGBTなどの人材に最大限能力を発揮してもらって初めてグローバルで戦える企業になる。(毎日新聞2016年4月15日 東京夕刊)

先日の記事(https://rainbowflag.jp/job/article/1364/)において紹介したとおり、NTTの他にも、パナソニック、野村ホールディングス、ソニーなども社内で同性婚カップルを認め、企業の用意する様々なサービスを受けられるように動いている。

この流れに日立製作所が乗ってきて、LGBT人材をポジティブに捉えていることは、LGBTのビジネスパーソンにとって、良いことだと思う。今後の動向に注目したい。

サム: LGBTのアライ(支援者)として、Flag編集部で記事執筆。前職において、様々な分野の企業・個人プロフェッショナルの広報業務(メディア露出)を支援。その経験を活かし、LGBTというテーマを、政治、経済、国際情勢、人文科学などの様々な切り口で考察、広報していきたいと考え、日々奮闘中。