株式会社Letibee、「日本初」のLGBTが学べる教材を共同開発

LGBTメディア「Letibee Life」を運営する、株式会社Letibee(レティビー、代表・榎本悠里香氏)は、職場内でのLGBT当事者の理解を深めるためのeラーニング教材を、本日(2016年3月31日)から発売すると発表した。

経済紙「日経MJ」の記事の中で、今回のeラーニング教材の開発背景について、レティビーが回答している。

「カミングアウトしたら職場内で言いふらされた」といった差別問題が起きた事例もあり、企業のイメージダウンなどのリスクも高まっている(日経MJ 7面 2016年3月30日)

いわゆる「アウティング」(LGBT当事者からの了解を得ずに、性的指向や性自認を、他人に言いふらすこと)をされたことにより、LGBT社員の自社への信頼度は低下してしまう。そうならないために、企業はLGBTに関する研修などを積極的に実施すべきと思う。

また、当編集部は、レティビーの方と何度かお話をしたことがあるが、LGBTというテーマに対して真剣に考えられていた。今後のレティビーの行方を楽しみに期待したい。

※画像は、本教材の共同開発会社のライトワークス(東京。千代田)のWEBから引用
 http://www.lightworks.co.jp/e-learning/management/lgbt.html

サム: LGBTのアライ(支援者)として、Flag編集部で記事執筆。前職において、様々な分野の企業・個人プロフェッショナルの広報業務(メディア露出)を支援。その経験を活かし、LGBTというテーマを、政治、経済、国際情勢、人文科学などの様々な切り口で考察、広報していきたいと考え、日々奮闘中。