LOVE

はじめまして。元カレ5人とのお付き合いを経験したのち、現在20代前半で、レズビアンの彼女と付き合い始めた元ノンケのmomoです。

この記事では、レズビアンの彼女と付き合ってよかったことを私の個人的な経験をもとにまとめたいと思います。

もしかしたら、今読んでくださっている方の中には同じようなことがあった、という方がいるかもしれません。
あるいは、「自分はノンケだけど、あの女性が気になる・・・」という方、逆に「自分はレズビアンで、ノンケのあの子が気になる!」という方もいるかも!
参考になる部分もあるかもしれませんので、ぜひ読んでみてください🌹

まず一つ目は、

①マイノリティの問題に直面する

people holding happy birthday banner

いや・・・早速マイナス面じゃん。と、思われるかもしれませんが、これは私にとって本当にプラスのことでした。

LGBT問題に関心があって、いろんな事実を知っていたとしても、本当に「自分事」としてとらえることは難しいと思います。
例えば、私は人生で一生経験することはなかろうと思っていた「カミングアウト」を親にしました。

父も母も最終的には受け入れてくれましたが、終始もやもやしていました。

どうしてわざわざ人に自分の好きな人の性別を言わなくてはいけないのだろうか・・・?
もともとヘテロセクシュアル(=異性愛者)であった私は、彼氏がいたとき、親に「私の恋人は、実は男なんだ!!」なんて、わざわざ大々的に告白したりしなかったはずです。

なぜ、わざわざ親の理解を得なくてはいけないのか。
なぜ、親との今後の関係性に不安を抱かなくてはいけないのか。
なぜ、少し友達のことが不安になるのだろうか・・・。
「マイノリティ」になって初めて、異性愛中心主義的な社会で生きていくことの難しさを、本当の意味で痛感したのです。
しかし悲しんでいても仕方がない!

元ノンケ当事者の私にできることはなんだろう。
そうだ、マイノリティの可視化だ!💡
今まで「好きなジャ〇ーズ」の話で一緒に盛り上がっている中で、

「私の彼女のほうがかっこいいわ!」
飲み会で友達に「彼氏いるの?」と聞かれたら

「『パートナー』とか『恋人』って言ったほうがいいよ。ちなみに私は彼氏はいないけど彼女がいる」

 

きっと、これまで私が「男性が好き」と思っていた友達はきっと、混乱したことだろう。
ところが、一つ気づいたことが・・・。

案外、友達は誰も驚かないし、偏見の眼で見てこない!
そしてもう一つ。比較的年齢が上がると変な目で見られる、ということでした。

「時代は変わってきている!」という希望をまさに感じた瞬間でした。
年齢が上がると差別がひどいのかといえば、必ずしもそうではなく、私の祖母(御年85歳)なんかは「彼女?いいじゃん!今度つれてきて!」
と、なんともリベラルな反応をもらったこともあります。

逆に若い世代でも差別意識のある人はまだまだたくさんいますよね。

なにかと日々差別におびえる毎日ですが、このことを決してネガティブにとらえてはいません。
理解のある人はたくさんいますし、自分が変えていくこともできるんだ、ということに気づかされるばかりです。

また、自分が差別によって受けた「悲しみ」を誰も味わうことのないよう、自分も誰かに対して「決めつけ」で話さない努力をするようになりました。
そしてこれが、同性パートナーができて、自分で感じられた一番の「成長」でした。
続いて、元ノンケがレズビアンと付き合ってよかったことは・・・

②恋人が生理を理解してくれる

close photo of woman's back

多くの生理のある女性はきっと、生理による精神的、あるいは身体的不調を経験したことがあると思います。

突然の腹痛、それも尋常じゃない痛みを伴って・・・。
私も生理痛が精神的にも身体的にも酷い人間の一人でした。
みなさまは、「PMDD」という言葉をご存じでしょうか・・・?
おそらく、PMDDに悩んでいる人が近くにいたり、自分がそうであったりしないと、存在を知らない人が多いかと思います。

よく「生理前はイライラする」という事例を聞きますが、それは「PMS」(月経前症候群)のせいで、ホルモンの乱れによって精神に不調をきたすというものです。

「PMDD」とは、別名「月経前不快気分障害」といい、PMSをさらに悪化させたバージョンで、生理前に「鬱」に近い症状が出ます。
私はこの「PMDD」に20代に入ってから悩まされており、生理前はなんの理由もなく「死にたい!!」と言いながら泣き叫ぶ有様。
これがもうコンプレックスで・・・。前付き合っていた元カレに「怖い」とおびえられて以来、人にPMDDを隠し、PMDDの期間中はパートナーにも会わず、できるだけ人を避けて過ごしていました。
ところが初めての彼女ができたとき、依然としてPMDDにビクビクしながら過ごしていた中、安定にきたるPMDD。
あぁ・・・死にたいなぁ・・・。といつものように((なんの理由もなく!!))しくしくしている私を見かねた彼女が

「生理前?PMDDとかあるからねー。死にたいmomoちゃんも大好きだよー」

と、さらっと言ってのけたのです。

PMDDって言った!??!??

びっくりして、一瞬鬱状態から抜け出しました。
彼女も生理のある女性なので、生理に関しての知識は男性よりあるようで、私は狂ったように今までの苦しみを語りだしました。
これが、女性と付き合うということかぁ・・・(しみじみ)
さらにその後、生理が始まり、あの激痛がやってきます。すると、「ベッドで寝ててね。生理つらいね。何もしようとしなくて大丈夫だよ」と私を寝かせ、カイロを背中や腰、おなかにたくさん貼ってくれ、水と薬を持ってきてくれたのです。

きゅんです!!!!!!

私はこれを求めていたのだ・・・。

人生で初めて、生理前も生理中も何も気にすることなく恋人と安心して過ごせた気がします。
血でベッドを汚してしまった日には、

「あるあるw萎えるよねw」と言いながら一緒に洗うのを手伝ってくれました。

相手も経験済みとは、なんて気持ちがいいんだ。それに恥ずかしくもない。これが付き合いたての「彼氏」だったら、一人で何も言わずせっせとシーツや布団を洗っていたことだろう。

就職活動のときは、
「momoちゃんは生理が一番大変なんだから、生理のことちゃんと分かってくれるところがいいよ!」
と言ってくれました。

そうそうそう!!生理はそれくらい重大な問題なの!お給料くらい大事なことなの!!と机をバンバンたたきながら言いたくなるほど。
こうした一つ一つの、経験に基づく理解や共感が、私の長年の悩みを緩和させてくれました。

 

【まとめ】

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まだまだ彼女と付き合ってよかったことはたくさんありますが、私の中で一番おおきな変化をもたらした出来事二つをご紹介しました!
今「彼女が欲しい!」と今思われている女性の方には、「生理に理解があると落ちるかも」ということをぜひお伝えしたいです(笑)

また、付き合ったあと、たくさん困難は生じるかもしれませんが、すべてをネガティブにとらえず、二人で楽しく乗り越えていってほしいなと思います!

すべてのセクシュアリティが尊重される世の中になりますように✨
以上、「元ノンケがレズビアンと付き合ってよかったこと」-momoでした!



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