LOVE

2016年4月28日に発売された「僕たちのカラフルな毎日~弁護士夫夫の波瀾万丈奮闘記~ 」(南和行、吉田昌史著)について、小説家の朝井リョウ氏が読売新聞で書評を書いている。

この本には、同性カップルとして弁護士事務所を営む男性二人の、出会いから今日までの道程がつづられている。勿論もちろん、同性愛者としての生きづらさに関する記述もあるが、この本はLGBT(性的少数者)に関する苦悩や問題点に特化せず、あくまで吉田さんと南さんという二人の人間が社会の中で家族として生きていく日々を丹念に描いている。そうすることにより「僕たちはこんなにも大変です!」ではなく、あらゆる問いがこの世界に存在するままの質量で私たちの眼前に現れる。少数派だから、自分とは違うから、子孫を残せないから、異常なのか。では正常とは、血縁とは、家族とは一体何なのか。(YOMIURI ONLINE 2016/07/18)

「弁護士夫夫(ふうふ)」として注目されている南氏と吉田氏。未だに風当たりが強い日本でカミングアウトし、夫夫(ふうふ)揃ってメディアの前に出ることはとても勇気のいることだと思う。

それでも積極的にLGBTに対しての問題に切り込んで行く姿は、「自分たちがロールモデルになる」という覚悟なのかもしれない。

 

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

LOVE

ミュージカル『RENT』が描くもの

ミュージカル『RENT』が、シアタークリエで7月2日から再演される。原作はジョナサン・ラーソン(Jonathan Larson)が脚本と音楽...

App Store

Google Play

Ranking