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「アメリカのゲイ・パレードは、人種や性別のように目に見える違いではなく、内面に抱えている違和を表に出して、権利を手にしようとしていた」。

LGBT当事者であるジャーナリストの北丸雄二氏の発言が、朝日新聞で紹介されていた。

筆者は、この発言を聞いた時に、GID(性同一性障害)を思い出した。GIDの方は、前述の通り「内面に抱えている違和」に悩んでいるからだ。

そのGIDの研究学会である「GID学会」は、今月20日に開いた総会で、適切な医療を提供する「認定医」を発表したので、以下に紹介したい

理事長を務める中塚幹也・岡山大教授をはじめ、同学会の理事らから精神神経科、産婦人科、泌尿器科、形成外科を専門とする9人を選んだ。研修を受けるほか、診療や研究で一定以上の実績があることを条件にした。医療だけでなく、学校や職場などで当事者が直面する幅広い問題に理解を持つ人材だとしている。(東京新聞WEB 2016年3月20日)

前掲の東京新聞によると、国内にはGID診療の施設が少なく、保険も適用外。そのため、費用が安いとされるタイなどの海外で手術を受ける人がいるが、手術をめぐるトラブルがあるという。
今回のGID学会の「認定医」により、GID診療を受けられる機会が増えることは、大いに歓迎すべきと思う。

※画像は、GID学会のロゴ(同学会ホームページより)

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