日本IBM・川田篤氏、「ばれる」怖さはあったが積み重ねた

日本IBMの同性パートナー登録制度の登録者第1号である、川田篤氏が、朝日新聞に掲載されていたので、紹介したい。川田氏は、同社のLGBT社員のために、働きやすい職場環境を、10年以上にわたって構築した。また、去年の春には、多数の同僚を前にカミングアウトをした結果、下記のように思ったそうだ。

「IBMが多様性を受け入れる文化を持っていて、自分が成長できた」

(朝日新聞デジタル 2016年3月18日)

筆者は、川田氏と話をしたことがあるが、とても気さくな方であった。前掲の朝日新聞の記事によると、川田氏の活動や同社の取り組みが、他社のモデルとなり、広がりを見せているという。この流れが続くことを期待したい。

※画像は、日本IBMの情報発信ブログ「IBMblr Japan」から

サム: LGBTのアライ(支援者)として、Flag編集部で記事執筆。前職において、様々な分野の企業・個人プロフェッショナルの広報業務(メディア露出)を支援。その経験を活かし、LGBTというテーマを、政治、経済、国際情勢、人文科学などの様々な切り口で考察、広報していきたいと考え、日々奮闘中。