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2月1日から神奈川県綾瀬市は、LGBTQ(性的少数者)や事実婚のカップルを公的にパートナーとして認める「パートナーシップ宣誓制度」を開始すると発表した。

綾瀬市では【綾瀬市パートナーシップ宣誓制度(案)に対する意見募集】として令和3年10月6日(水)から令和3年11月4日(木)まで意見を募っていた。
意見が吟味され、ついに「パートナーシップ宣誓制度」が開始されることとなった。

対象は
・成人であること
・市内に住所があるか、1人が市内に住所があり、もう1人は3カ月以内に市内への転入を予定している2人
・婚姻していないこと
などが条件。

宣誓すると宣誓書受領証と、希望者には受領証カードが交付される。
希望者は宣誓日の原則7日前までに電話で予約し、宣誓日に宣誓書のほか、住民票や戸籍抄本などの必要書類を提出する。

制度が始まるのは県内33市町村のうち綾瀬市が16番目で、今年は寒川町や平塚市でも導入されることが決まっている。
パートナーを宣誓することで単身者では資格がない市営住宅への申し込みや、事実婚の人でも不妊治療の助成制度が利用できるようになるとのこと。

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神奈川県内のパートナーシップ制度ができる自治体と名称は以下である。
・横浜市
「横浜市パートナーシップ宣誓制度」
・川崎市
「川崎市パートナーシップ宣誓制度」
・相模原市
「相模原市パートナーシップ宣誓制度」
・横須賀市
「パートナーシップ宣誓証明制度」
・鎌倉市
「鎌倉市パートナーシップ宣誓制度」
・藤沢市
「藤沢市パートナーシップ宣誓制度」
・小田原市
「パートナーシップ登録制度」
・茅ヶ崎市
「茅ヶ崎市パートナーシップ宣誓制度」
・逗子市
「逗子市パートナーシップ宣誓制度」
・三浦市
「三浦市パートナーシップ宣誓制度」
・大和市
「大和市パートナーシップ宣誓制度」
・南足柄市
「南足柄市パートナーシップ宣誓制度」
・葉山町
「パートナーシップ宣誓制度」
・大井町
「大井町パートナーシップ宣誓制度」
・松田町
「松田町パートナーシップ宣誓制度」

 

daria

【多様性(ダイバーシティ)とは?】
オックスフォード英語辞典によると、多様性(diversity)は、「互いに非常に異なる多くの人や物の集まり」と定義されている。例えば、自然界にあらゆる生物が存在することを「生物多様性」と言い、近年その喪失が環境の観点から問題となっている。

一方で、社会的な文脈で多様性という言葉に触れるときには、LGBTQ+や移民、障害を持つ人や女性といったマイノリティの人たちに関することが話題になっていることが比較的多い。それはつまり、これまでも社会に存在していたにもかかわらず、多くの人と異なる特徴を持っているために社会からの十分な理解を得られず苦しい思いをしてきた人たちが声を上げ、社会の目が向けられるようになってきということだ。

では、なぜ未だに社会は変わらないのだろうか?
それは「教育」が関係していると推測される。

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主に日本の話だが、“みんなと同じ正解”を追い求め、〇でないと合格できない教育が多様性を侵害しており、学術記事も多く書かれている。
LGBTQやSOGIなどのジェンダー、セクシュアリティについてや、宗教、社会情勢を「教える教育」では現状のままである。

一人一人違うはずであるのに、多数決の少数派は非難される社会。
少数だからといって悪いことはなく、平均値から離れていても非難されることではない。

幼少期から刷り込まれた
「みんな同じ=良い」
「多数派=正しい」
を変えるためには、教育制度を変えるべきではないだろうかと私は考える。


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