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6月19日、日本女子大(東京都文京区)がトランスジェンダー(※)女性を受け入れる方針を決めたことを発表した。
(※)トランスジェンダー女性とは、出生時に割り当てられた性別が男性で、性自認が女性の人のこと。

 

日本女子大は、2015年に小学4年生の児童母親より「性同一性障害と医師に診断されているが、受験が可能かどうか」と問い合わせを受けたことをキッカケに、2016年8月、幼稚園から大学まで全学園を視野に入れたプロジェクトチームを立ち上げ、検討を重ねた結果今回の発表に繋がった。

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今日、性とは男女二元で論ずることはできず、実に多様であるということが認識されるようになりました。それは「女性」自体が多様であるということも意味します。

そこで、本学では「女性」を再定義し、トランスジェンダーの方もこの定義の中で共に学んでいただくこととしました。多様な人が尊重され、包摂される社会を形成する立役者としての「女性当事者」を力づけるためです。それは同時に、在籍するすべての学生を力づけることを意味します。
様々な違いがあっても不当な扱いを受けることのない、人権の尊重される社会の実現に貢献する女性の育成に努めることが本学の使命であると考えています。

日本女子大学公式サイトより抜粋)

トランスジェンダーの学生の受け入れ方針を公表した女子大は

2020年開始:お茶の水女子大、奈良女子大
2021年開始:宮城学院女子大

上記に続き国内で4校目。

日本女子大では2024年の受け入れに向けて周知に努め、学内の準備を整えていく方針とのこと。


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