セクシャリティ(せくしゃりてぃ)

セクシャリティとは「性の在り方」を示す言葉。代表的なセクシャリティに、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーなどがあるが、あくまで一部を切り取って表現したものでしかない。よく「セクシャリティはグラデーション」と言われるが、まさにその通りで、一口に「ゲイ」といっても、グラデーションのように「ゲイ」の中にも無限の「性の在り方」がある。また、LGBT以外の異性愛者の人にも、それぞれセクシャリティがあり、その在り方も実に多様なものである。

アメリカ心理学会の公式見解において人間にはセクシュアリティを構成する四つの要素があるとされ、①生物学的性、②ジェンダーアイデンティティ(性的自己同一性、性自認)、③社会的性役割、④性的指向の4つであると述べられている。

2016年12月に芸能界の引退表明をした成宮寛貴氏の引退コメントのなかで「仕事をするうえで人には絶対知られたくないセクシャリティな部分がクローズアップされてしまったこと」を挙げており、個人のセクシャリティというセンシティブな情報をクローズアップする報道メディアの在り方にネット上では話題になっている。

「セクシャリティ(Sexuality)」はセクシュアリティとも表記される。

 

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