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2015年10月31日〜11月1日の2日間にわたり開催された「横浜レインボーフェスタLGBT2015」。 日本の各地でLGBTのイベントが盛り上がる中、横浜では初の試みである。 参加したFlagスタッフのレポートをまとめる。

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華やかなステージ企画

様々な団体のパフォーマンス。

これはとても華やかで、参加者もとても盛り上がっていた。

歌手の方のパフォーマンスや、沖縄の伝統芸能「エイサー」は 観客と一体になり、大きな拍手が巻き起こっていた。 当日のタイムスケジュールも分刻みにステージが切り替わり、企画も充実。笑い声にあふれる会場であった。

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しかし課題も

課題も感じられた。

率直な感想として、会場は盛り上がってはいたものの、「沸き立つ」というような雰囲気ではなかった。 まだまだ盛り上がれる余地があるという感じ。 物販コーナーには衣類や食料品、文具、アクセサリーなどのお店が出店され賑わっていたが、 同時に参加ブースの「空き」も気になった。 ある企業では土曜だけの参加だったのか、 日曜のブースには看板だけで誰もいなかった。 参加者も割りと顔見知りの方が多い印象。 スッタフ間の連携はとても強く見えたが、来場者がまだまだ少ないと感じた。

心強い応援団の方々

良いところも悪いところも見えた今回のイベントであったが、 とても希望の持てることがあった。 それはLGBT当事者だけでなく、実に多様な方がこのイベントを支援しているということだ。

横浜市をはじめとする自治体、渋谷区長や世田谷区長などの政治家、議員、NPO、ジャーナリスト、協賛企業など 実に多くの方がこのイベントに対してコメントを出していたり、当日行われたパネルディスカッションに参加していた。

社会を変えていくためには様々な団体が協力しあわなければいけない。 しかし、すでにそのような環境ができつつあるのをこのイベントで感じ取れた。 国、企業、国民が各々の分野で活動することで少しづつ良い方向に向かってきている。

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