北海道函館市は性的少数者(LGBT)に配慮した職場づくりや顧客サービスを目指す企業・団体に、アドバイザーを無料で派遣する事業を開始。
2022年度、函館市は同性カップルの関係を公的に認めるパートナーシップ制度の導入を予定しており、多様な人が働きやすい環境を整えている。
この事業は、北海道社会保険労務士会函館支部の社労士が助言役や研修講師を務める。
同性パートナーを前提とした福利厚生のほか、性的指向・性自認をからかったり、むやみに口外したりするハラスメント(SOGIハラ)の防止策、トイレ・更衣室の整備などについて企業を支援する。
以下ホームページ記載の事業内容である。
派遣対象
市内の事業所や事業者団体派遣費用
無料派遣回数
1事業所につき3回まで(1回2時間程度)派遣内容
LGBTに関する研修会等への講師として派遣
・LGBTに関する事業所内研修やセミナーの講師として派遣LGBTフレンドリーな職場環境づくり等の取組みへのアドバイザーとして派遣
【アドバイスの例】・パワハラ防止関連法で事業主に対策を義務づけているSOGIハラ(性的指向・性自認に対するハラスメント)や
アウティング防止のための措置について
・同性パートナーを福利厚生の対象等とするための就業規則の改正について
・性の多様性に配慮したトイレや更衣室等に職場環境の整備について
・LGBTの顧客に配慮したサービスについて 等
引用:函館市ホームページ
世界には様々な人がいて、一部の人が決めたステレオタイプの人だけが生活しているのではない。
函館市のような自治体の動きが多くの人の救いになることを祈る。
参考記事:
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQO
FC0448A0U1A101C2000000/
自治体の動きで
幸せになる人が増えますように。