東京都港区が4月の施行を目指し、トランスジェンダーなど性的少数者(LGBT)の外見の表現の自由を保障するため、「港区男女平等参画条例」を改正する。
自己表現の自由を条例で保障するのは、全国では初。
対象となるのは、全ての区民と区内在学、在勤の方。
スラックス、スカートの制服をどちらでも選ぶことができ、希望する自己表現が保障される。
区は2月の区議会に改正案を提出し、各学校や、事業者対象に説明会を実施予定。
改正案には、他自治体でも進められているLGBTカップルを公認する制度も盛り込む計画とのこと。
港区は2017年、同性カップル公認制度の請願を採択。
制度をつくるために参考として、都内の18歳以上のLGBT当事者にアンケート調査を実施した。
その結果、回答にて
「差別や偏見を多く感じる」
「見た目の悪口を言われる」
などの意見が多く寄せられたため、こうした意見を元に条例を改正し、LGBTの方々が少しでも生きやすくなる環境づくりを目指す動きに繋がった。
このような条例とは別に、既に性別に関係なく個人の自由で制服を選べる制度を取り入れている学校・企業もある。
ただ、「LGBTに配慮した制度」という情報だけで認知された場合、オープンにしていない当事者は選択し難く、またLGBTではないが機能性やファッション性で選びたい者も、着用することを躊躇するかもしれない。
今後も浸透してほしい制度ではあるが、同時に解決していかなければいけない課題も見える。
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