LGBT総合研究所がインターネット上で全国20代~60代の約35万人に「LGBT意識行動調査2019」を行った。
全国20歳~69歳のうち
性的少数者(LGBT含む)に該当する方は、10.0%
性的指向の少数者(同性愛・両性愛・無性愛・クエスチョンズ・その他)は、7.0%
性同一性(性自認)の少数者は、6.1%
LGBTという言葉の認知率は、91.0%(2016年の調査では54.4%)
LGBTに関する内容の理解率は、57.1%(2016年は32.7%)
誰にもカミングアウトしていない当事者は、78.8%
カミングアウト意向者は、25.7%
カミングアウトは必要ないという方は、40.1%
周囲にLGBTがいないと回答した方は、83.9%
非当事者(シスジェンダー・ストレート)の29.4%が「どう接していいかわからない」と回答
誤解や偏見が多いと感じる当事者は、52.8%
理解が促進されるべきと回答した当事者は、53.4%
国や自治体の対応を望む当事者は、52.3%
企業の対応を望む当事者は、51.4%
本調査はLGBTの認知率やカミングアウトの実態などを調査する「LGBT意識行動調査2019」のための事前調査の回答者の中から該当者約500人に質問を行った結果とのこと。
誰にもカミングアウトしていない当事者は、78.8%
周囲にLGBTがいないと回答した方は、83.9%
この結果を見ると、カミングアウトをしていない当事者が大半のため、周囲にLGBTが「いない」のではなく「いても分からない」というのが現状だと考えられる。
また、
誤解や偏見が多いと感じる当事者は、52.8%
非当事者(シスジェンダー・ストレート)の29.4%が「どう接していいかわからない」と回答
多くの非当事者が「周囲にLGBTがいない」と思っているのであれば、LGBTに関する情報にも必要性を感じないのかもしれない。
知らないが故に「どう接していいかわからない」非当事者と、「誤解や偏見が多いと感じる」当事者。
まずは国や自治体、企業、学校などの施策、対応が強く望まれる。
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