「プライドハウス東京2019」とは、ラグビー・ワールドカップ2019日本大会に合わせて、LGBT等のセクシュアル・マイノリティに関する正しい情報発信を行い、LGBTのアスリートや、その家族や友人、そして観戦者や地元の参加者が、安心して集い、自分らしく過ごせる期間限定のホスピタリティ施設である。
期間は、9月20日(金)から11月4日(月・祝)まで。
場所は、東京原宿にある 寄付と社会貢献をテーマとしたコミュニティスペース「subaCO」。
「LGBT とスポーツ」という視点でのメッセージを発信するとともに、2020年とそれ以降に向けた取り組みについても紹介。
週末を中心に、参加型のイベントも開催予定。
「プライドハウス東京」
2010年バンクーバーオリンピック・パラリンピックにおいて世界で初めて設立。
様々な団体・個人・企業が連帯し、2020年東京オリンピック・パラリンピックが開催されるタイミングを契機と捉え、LGBTをはじめとしたセクシュアル・マイノリティに関する正しい情報発信と理解を求め、期間限定の情報発信施設を設置し、多様性に関する様々なイベントやコンテンツの提供を目指すと共に、セクシュアル・マイノリティ当事者や選手、家族、大会を観るために訪れた観光客が安心して過ごすことのできる空間を提供することを目的としている。
開催イベント
以下、7つのチームが制作した各種情報パネルや映像を展示し、週末を中心に参加型イベントを開催する予定。
①教育・多様性発信
計画
・子ども向けの多様性ワークショップ
・世界中のLGBT絵本を集めたライブラリー
②文化・歴史・アーカイブ
計画
・日本のLGBTについての歴史、最新LGBTカルチャーを学べるムービー
・カミングアウト・フォト・プロジェクト「OUT IN JAPAN」2000人写真展
・「LGBTとスポーツ」をテーマにした映画上映
③セクシュアルヘルス・救済窓口
計画
・LGBT x 貧困 ハウジングファースト2019 シンポジウム
・HIV/AIDSに関する情報アップデートパネル展示
・LGBTへの暴力被害に関する調査
④アスリート発信
計画
・パラスポーツ体験会・交流会を通じたアスリート教育
・「LGBTと障害(パラスポーツ)」をテーマとした勉強会
・LGBT&アライアスリートからのメッセージムービー&パネル
⑤祝祭・スポーツイベント・ボランティア
計画
・気軽に参加できるスポーツイベント
・みんなでつくる「プライドハウス東京」ワークショップ
・海外プライドパレードでの情報発信
⑥居場所づくり
計画
・大学間ネットワークとの居場所についてのシンポジウム
・子どもの多様性を考えるNPO同士でのパネルトークイベント
⑦仕組みづくり
計画
・「プライドハウス東京」応援グッズの製作・販売
・「プライドハウス東京」応援カードの発行
プログラムの開催場所はsubaCOだけでなく、企画に合わせた会場を、都内を中心に検討予定とのこと。
(※計画は変更の可能性もあり)
プライドハウス東京2019
場所: subaCO(東京都渋谷区神宮前 6-31-21)
期間: 2019年9月20日(金)~11月4日(月・祝)
時間: 13:00~18:00(定休日:火曜日)
9月20日(金)の17:30からは、オープニング式典が開催。
同日19:00からは、会場TRUNK(HOTEL)にて、オープニング・レセプション・パーティが開催されDJやドラァグクイーンも参加して会場を盛り上げる。