初投票した18歳レズビアン女子大生の声

先日の参院選挙で、初めて投票した18歳のレズビアンの女子大生の声について紹介したい。

朝日新聞のインタビュー記事では、〈友人や家族へのカミングアウトに高い壁を感じ、「学校や職場で追放されない社会を実現して」と訴える〉(朝日新聞デジタル 2016年7月7日)との心境を吐露。

そのうえで、下記のような想いが紹介されていた。

いま、「あのときは衝撃だったよ」と笑い合える高校の友人とは離ればなれになった。大学の友人とは、そこまで打ち解けていない。好きな男性のタイプを聞かれたら、「優しい人」と答えることにしている。

両親に伝えるのはさらに高いハードルだ。「特に専業主婦の母は、女性たるもの結婚して出産するのが当然と思ってる」と悩む。(前掲)

若年層の同性愛者へのサポート体制の充実が求められる。彼らが生きやすい社会を実現することで、LGBTにとって良い影響を及ぼすであろう。

サム: LGBTのアライ(支援者)として、Flag編集部で記事執筆。前職において、様々な分野の企業・個人プロフェッショナルの広報業務(メディア露出)を支援。その経験を活かし、LGBTというテーマを、政治、経済、国際情勢、人文科学などの様々な切り口で考察、広報していきたいと考え、日々奮闘中。