LGBTのブライダルプランナーとして活躍する桜井秀人氏は、LGBTが、結婚式を安心して挙げられるように支援する団体を主宰。その団体名は「グリッター」で大阪市に構える。
ここで、桜井氏の考えを紹介したい。
「誰にどこまで話すかは一人ひとりの自由」と考える。性指向や性自認を公にする人は増えているが、おおっぴらにするのが最善とは思わない。結婚式も同じ。大勢に祝ってほしい人もいれば、2人だけで誓いたい人もいる。(朝日新聞デジタル 2016年6月18日)
さらに、桜井市は、「『同性婚』という言葉がなくなり、色々な『結婚』が当たり前になることが目標です」(前掲)と述べている。確かに、『同性婚』と呼ぶこと自体が、『結婚』の例外的事象であることを表現しているとも言える。
個人的には、同性婚・愛という言葉がなくなるのは難しいと思うが、同性婚・愛が当たり前の世の中になることは、十分に可能だと思う。