那覇市のパートナーシップ条例の申請者、「同性カップルが当たり前の社会になれば」 

沖縄県那覇市の同性パートナーシップ条例の受け付け開始となる7月11日を心待ちにしているカップルがいる。

那覇市出身の入眞地(いりまぢ)順治さん(39)と、宜野湾市出身の安座間尚彦さん(30)だ。

彼らの想いを紹介したい。

2人は市のパートナー制度を「LGBTへの差別意識を変える第一歩」と捉え、さらに同性婚や婚姻に準じた法的効力のある制度につながることを期待する。

入眞地さんの病気の姉の子を引き取り、一緒に育てることも考えているという2人。「自分たちが前に進むことで、同性カップルが当たり前になる社会になれば」と意気込む。(朝日新聞デジタル 2016年7月8日)

記事によると、入眞地さんが入院した際に、病院側が安座間さんを家族と認めず、手続きなどがスムーズにいかなかったという。

このような沖縄の状況において、2人の活動は、沖縄においてLGBTが暮らしやすい環境を作る上で、重要だと思う。

当メディアも、2人の活躍を応援したい。

サム: LGBTのアライ(支援者)として、Flag編集部で記事執筆。前職において、様々な分野の企業・個人プロフェッショナルの広報業務(メディア露出)を支援。その経験を活かし、LGBTというテーマを、政治、経済、国際情勢、人文科学などの様々な切り口で考察、広報していきたいと考え、日々奮闘中。