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「(LGBTというテーマは、)秋の大統領選に限らず、議員や州知事の選挙でも争点になる可能性がある」。朝日新聞アメリカ支局の中井大助氏は、こう語っていた(出典:朝日新聞デジタル 2016年6月29日)。

例えば、心と体の性別が一致しないトランスジェンダーのトイレ使用について、米国では論争が続出。その中で、共和党の大統領候補となる可能性があるドナルド・トランプ氏は下記のような発言をしている。

(トイレ使用のルールについて)「自然だと思うトイレを使用するのが適切だ」としながらも、後から「州が決めるべき問題だ」とも語っている(前掲)。

秋の選挙に向けて、各候補者や政党同士の争いになりそうだと言える。

日本の各種政党も、LGBTを切り口とした選挙対策が見受けられるが、上手く行っているのだろうか。例えば、自民党の政調会長を務める稲田朋美氏に対する、非難がある。

(LGBT支援への積極的な取り組み理由について)自民党の狙いは参院選前に支持層を拡大することにあるが、会場で「稲田朋美」の名前が読み上げられると、「ダメだよ、それ!」とやじも飛んだ。(東スポWeb 2016年5月10)

各政党は、LGBTテーマについて真剣に対策を講じていきたいと願っているはずである。衆院選の投票日が近づく中、今後の発言に注目していきたい。

※画像は、朝日新聞中井記者の本人twitterより

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