性的少数者(LGBT)への差別解消の推進法案を提出

民進、社民など野党4党が、性的少数者(LGBT)への差別解消の推進法案を共同提出した。

民進党の山尾志桜里政調会長は、記者会見で「差別を禁止し、解消する責任が社会にあると明確にする」と述べた。一方、公明党は同日、「社会の理解が進んでいるとはいえず差別解消の立法化は時期尚早」として、自民党がまとめた理解増進法案に賛成する内容の考え方を発表した。(朝日新聞デジタル 2016/05/28)

最近、アメリカでは、出生証明書と同じ性のトイレの使用を義務付けた「トイレ法」の是非が巻き起こるなど、LGBTの差別に関する様々な議論がされている。同様に、日本でもトイレの使用などLGBTの差別解消について話題となリ始めている。この法案を契機に、LGBTの差別解消が推進されるような議論がなされればと思う。

※写真は、山尾氏の公式twitterより

サム: LGBTのアライ(支援者)として、Flag編集部で記事執筆。前職において、様々な分野の企業・個人プロフェッショナルの広報業務(メディア露出)を支援。その経験を活かし、LGBTというテーマを、政治、経済、国際情勢、人文科学などの様々な切り口で考察、広報していきたいと考え、日々奮闘中。