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「同性愛を治すためには、異性愛者と性行為をすればよい」ーーー。インドでは、同性愛者に対して、異性愛者と強制的に性行為をさせる「矯正レイプ」がある。

その実情を映画化(配給会社は決まっていないため未公開)した、インド人映画監督のディプティ・タダンキ氏(自身もバイ・セクシャル)を取材した共同通信社の舟越美夏氏の記事が興味深い。

映画化を決意した、ディプティ氏はインド国内のLGBT事情について調査し、矯正レイプの実態を紹介している。同性愛を病気と考える親は、子供が異性と性行為をすれば治ると信じていた。

「矯正」は一族の名誉を守るために家族や親戚が実行し、時には第三者に依頼されている

男性同性愛者に「矯正」を実行したのは、母親だった。女性同性愛者にそれをやったのは親戚の男性だ

ディプティ氏は、役者とスタッフの約30人で、今回の映画を作り上げていったという。その一人は、保守的な価値観に『なぜ』と問い、社会を変えたいと意気込んでいるという。当メディア「Flag」においても、今後の動向に追っていきたいと思う。

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