読売新聞の記事を紹介したい。
ハワイの大学へ留学していた佐藤可奈子さんは、現地で日系人男性カップルの「LGBT婚」を行い、その経験を以下のように語っている。
「留学前はLGBTに関心があったわけではなかった」と話す佐藤さん。日本で当事者たちを見ても「周囲の理解が得にくく、つらいだろうな」と思うだけだった。
その考えは留学先のハワイで大きく変わった。LGBTであると告げられることは日常的。大学のオリエンテーションでは、薬物の使用禁止の啓発とともに、LGBTの権利擁護を訴える映像が流され、LGBTのためのデモ行進には子連れの夫婦も参加していた。互いに理解しようとする姿に共感し、「日本でもLGBTに関心を持つ土壌が必要なんだ」と感じた。(YOMIURI ONLINE2017/03/18)
また、以下のようにも話す。
具体化はまだだが、「海外のLGBTの人たちが奈良で挙式する姿を知れば、日本でも理解が進むのでは」(前掲)
日本ではあまり海外の情報は流れてこないが、LGBTの周りの環境は大きく変わってきている。今後もその流れを追っていきたい。