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「人生で最も大切なモノは?」と聞かれたらあなたは何と答えるでしょう?

友人、家族、時間、哲学、お金…、大切なものは沢山あります。
どれも優劣がつけ難いです。

しかしあえて一つ上げるとするなら、それは「心構え」ではないでしょうか。
心構えとは「その人の心の姿勢」です。

なぜ心構えが重要なのか。
それはあたなの行うすべての行動の源となっているからです。

どのような心構えで友人と付き合うか、どのような心構えで家族と関係を築くか、
どのような心構えで一日を過ごすか、どのような心構えでお金を使うか、どのような心構えで…。

このようにその人の心構えはすべての行動に対して直接影響を与えます。
そして考え方ひとつで人生が変わることも十分あります。
ここでは人生の「先輩たち」から生きていくのに大切にしたい心構えを学びます。

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01.経験は、ただでは手に入らない。 (オスカー・ワイルド)

アイルランド出身の詩人、オスカー・ワイルド(1854ー1900)の言葉です。 「何か欲しいもの」があったとき、「できるだけ楽をして手に入れてやろう」と考えていませんか? その考えは捨てるべきです。 良い経験を得ようとしたらそれなりの投資が必要になります。 「お金」や「時間」はもちろん、何かを得るためには何かを差し出す必要があります。 「これも欲しい」「これも曲げない」では何も得ることはできないでしょう。「経験は、ただでは手に入らない」を忘れずに自分の求めるものに対して投資をしていきましょう。

02.一時間の浪費をなんとも思わない人は、 人生の価値をまだ発見してはいない。 (チャールズ・ダーウィン)

『種の起源』の著者として知られる、科学者チャールズ・ダーウィン(1809ー1882)の言葉です。 「時間」を意識して生活していますか?  時間はいかにもは無限にあるような感覚に陥りますが、実際は刻一刻と減り続けているのです。 私たちは残りの寿命を知ることができません。明日突然終わるかもしれないのです。 そんな先の見えない中、自分の人生で何かを掴みたいと思ったら、時間の浪費を見過ごすことはできないはず。 あなたの友人によく遅刻してくる人はいませんか? その人には要注意です。その人は人生の大切さを理解しておらず、軽い気持ちであなたの時間(=人生)を奪っていきます。 また当然、あなたも人との約束の時間を破ってはいけません。同じく、相手の残りの人生を奪う行為だからです。自分の人生の目標を達成するために、時間を有効に使うことを日々考えねばいけません。

03.人に勝つより、自分に勝て。 (嘉納治五郎)

柔道の創始者であり、教育者としても尽力した嘉納治五郎(1860ー1938)の言葉です。 自分の勇気と恐怖が対峙した時に、その恐怖を乗り越えていくのは他の誰でもない「自分の心」です。 自分が自分の意思をコントロールできなければ、恐怖が自分の意思をコントロールしてきます。

「克己心」を自分の中に持つことが必要です。 「克己心」とは「己〈おのれ〉に打ち克つ〈うちかつ〉心」のことです。 どんなに不安で仕方がない時も「私はやれるんだ」「この弱い心に惑わされないんだ」と言い聞かせることです。自分の心に「克つ」ことが出来ずに、他人との闘いに「勝つ」ことは出来ません。 自分の心に「克つ」ことができてはじめて、自分以外との勝負ができるようになるのです。必ず「自分→自分以外」という順番を逆転させないようにせねばいけません。

まとめ

いかがだったでしょうか。 時間を守り、克己心を忘れず、良い経験には投資を厭わない。

単純なことですが、とても重要な事です。 人生で差がつくのはこうした基本の部分であることを理解することが大切です。 マザー・テレサの言うように、日々の思考がその人の運命になります。 日々の心構えが、あなたの運命までも決定してしまうのです。

自分の人生を考えた時に、時間の価値がはっきり分かったならカミングアウトを迷う理由はないかもしれません。 あなたには克己心もあります。今がその時かもしれません。 自分の退路を賭けることも必要になるでしょう。しかしその行動にはそれだけの価値があります。「 私は一生誰にも理解されない」と思っていれば、一生理解してもらえない運命になりますし、「自分を理解してくれる仲間が得られる」と信じていれば、その仲間は必ずあなたの前に現れます。 基本の心構えを大切にして日々生活していくことが大切です。

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